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about us

薬師院について

住職あいさつ

臨済宗妙心寺派 薬師院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院は、江戸時代から続く禅寺です。不生禅を唱え、やさしい言葉で身分を問わず広く法を説いた盤珪永琢禅師ばんけいようたくぜんじを開山にお迎えして以来、400年近く、近隣のみなさま、ご縁のあるみなさまとともに、この地にあります。

緑に囲まれた静かな環境のなか、心静かにお参りしていただけるよう準備をしてお待ちしております。

特別なことはなにもない、普通のお寺ですが、足を運んでいただいたすべてのみなさまに、ゆっくりとした時間を過ごしていただき、こころ穏やかに毎日を過ごすきっかけとしていただけましたら幸いです。

住職:稲田健昌

1967年愛知県豊橋市生まれ。愛知県立時習館高校を経て、早稲田大学教育学部卒業。一般の会社に勤めた後、山梨学院大学法務研究科(法科大学院)修了。平林寺専門道場にて修行後、臨済宗妙心寺派東京禅センター補佐員、現在部員。薬師院住職。

歴史

history

薬師院は不生禅を唱え、やさしい言葉で大名から庶民に至るまで広く法を説いた臨済宗の禅僧盤珪永琢国師を開山と仰ぎ、明暦元年(1655年)に創建されました。

寺院の創建について『新編武蔵風土記稿』に記載があります。そこには「江戸麻布光林寺の住持盤珪ばんけいの開基なり、盤珪は済家の内にて別に一派をなし、一時大に宗法を振ひし頃庵を建て休息所とせし」と記されています。

それからおよそ100年後、火災にあって現在地に移り(1755年)に移りました。

平成9年に本堂を改築し、現在に至ります。

年中行事

annual event

3月

春季彼岸会

4月

花まつり
御開帳(稲毛七薬師 第七番札所)
※12年に一度(寅年)

7月

山門施餓鬼会(7月1日)

8月

お盆法要・棚経

9月

秋季彼岸会

彼岸会

彼岸とは、昼と夜の時間が同じになる春分・秋分をお中日とし、前後各3日を合わせた1週間です。この期間に行う先祖供養の法要を彼岸会と呼びます。

薬師院では、この期間中の日曜日(事情により変わることあり)に、檀信徒のみなさまにご参列いただき彼岸会を行っています。春季彼岸会は、春を感じるマリンバなどの演奏をみなさまに鑑賞していただいた後法要を行っています。

また、秋季彼岸会は、学びの秋として布教師に禅を身近に感じる法話をしていただいた後法要を行っています。

山門施餓鬼会

施餓鬼会とは、有縁無縁の全ての精霊、生きとし生けるものに施しを行い、そのご功徳が巡りめぐってご先祖さまや自分たちにも回し向けられるという行事です。お盆の時期に、お盆の先祖供養と合わせて行われることも多いです。

薬師院では、7月1日に、檀信徒のみなさま、法縁深い僧侶のみなさまにご参列いただき施餓鬼会を行っています。法要では、生きとし生けるすべてのものに施しを行います。またあわせて今年新盆を迎える仏さまへ、すべてのご先祖さまへのお盆供養を行い、感謝の気持ちをあらためて大切な人にお伝えいたします。

薬師琉璃光如来(御本尊)

12年に一度、寅年の4月に薬師院 御本尊の薬師琉璃光如来をご開帳いたします。開山盤珪永琢国師作と伝えられています。

文化財

cultural heritage

絹本墨画着色盤珪永琢画像けんぽんぼくがちゃくしょくばんけいようたくがぞう

開山 盤珪永琢国師の頂相である絹本墨画着色盤珪永琢画像けんぽんぼくがちゃくしょくばんけいようたくがぞうを所蔵。 昭和60年12月24日に川崎市重要歴史記念物に指定されています。

本図は、縦76.5cm、横35.3cmの軸物で、盤珪は、衲衣のうえ袈裟けさを着てやや右向きに座具である法被はっぴを掛けた曲彔きょくろくと呼ばれる椅子に坐し、右手に払手ほっすを持ち、着衣の裾や広い袖を垂下しています。前には沓床と沓を置き、かたわらに杖をたてかける通常の頂相に描かれていますが、盤珪の個性的な顔貌がよく写されており、関東地方に残された室町時代の頂相の系統を引く作例として貴重です。

なお、本図と同様の図柄の作例が兵庫県竜門寺に伝えられています。